ボクらが企画 福井へツアー ホスピタリティーツーリズム専門学校
地域活性を学んだホスピタリティーツーリズム専門学校の学生6人がこのほど、小学生を対象にした夏休みの旅行商品を企画し募集人員の20人以上を集めると意気込んでトラベルニュース社大阪本社を訪れた。
来社したのはリーダーの斉藤政幸さん、谷口安奈さん、松島里奈さん、小塚康平さん、坂手郁美さん、岡田伊織さんの学生6人と、福井県大阪事務所の山口辰幸さんと長谷光展さん。地域活性化演習という授業の集大成として、福井県越前町などへ行く「とびだせ どきどきいっぱいの夏休み3日間」という旅行企画を立てた。農協観光から商品として販売されている。
田舎体験を前面に県立恐竜博物館の見学などを組み込んだ2泊3日。「現地で越前町の子どもたちも加わり、農作業体験などを一緒にすることで絆を深めてもらいます」(斉藤さん)、「私たちも民泊を体験しました。田舎が新しくできたような経験でした。子どもたちにもあの感動を味わってほしい」(谷口さん)、「えちぜん鉄道から見る景色は喜んでもらえるはず」(小塚さん)、「粉から自分でつくるそばをぜひ食べて」(坂手さん)、「民泊で食べるごはんを一緒につくる体験はサイコーです」(岡田さん)、「年齢を重ねても心に残る誇りが得られる夏休みになります」(松島さん)。
長谷さんは「学生たちの思いがこもったツアーです」とし、山口さんは「僕から見てもお得。子どもの成長が実感できるツアーとしてお勧めです」と後押しした。
ツアーは7月24―26日。旅行代金は1人2万9800円だ。