歴史彩る秋の紅葉 佐賀県
佐賀県からこのほど、唐津市観光課の松永英恵さん、NPO法人唐津市子育て支援情報センターの大坪純之さん、神埼市商工観光課の山田宗延さんと執行真知子さん、県関西・中京営業本部の徳島千裕さんがトラベルニュース社大阪本社を訪れた。
一行はまず9月6―7日にJR大阪駅中央口南側で開かれた「泊・食(ぱくぱく)佐賀旅フェア」を紹介。30代を中心に話題を集めているコンピューターゲーム「サガ」シリーズのイラストレーター・小林智美さんが絵付けしたオリジナルの有田焼大皿「Romancing佐賀」を展示したほか、オリジナルグッズをプレゼント。佐賀牛などの特産品が当たる大抽選会、ゆるキャラステージやご当地アイドルのミニライブ、有田焼の絵付け体験などを行った。
次いで、松永さんは、豊臣秀吉が朝鮮出兵の前線基地として約5カ月の早さで築いた名護屋城を紹介。「全国から最大30万人が訪れ、全国の名だたる武将の陣跡が残っています。郷里やゆかりのある武将の陣跡を訪ねるのも楽しみです。ボランティアガイドもおられるし、案内人と一緒に歴史散策する『肥前名護屋城さるき』もあります」。
神埼市の国の名勝・九年庵は紅葉の時期の9日間しか一般公開されないが、期間中には8万人が訪れる。「昨年はある調査の『行ってみてよかった紅葉の名所』で1位になりました。旅行会社からのツアーも多く、昨年は期間中に130台のバスが立ち寄られました」と執行さん。九年庵だけでなく、多くの人たちに佐賀の魅力を知ってほしいと話していた。
この日は唐津城の唐ワンくん、神埼市のくねんクンに加え、お城つながりで大阪城のある大阪市中央区のゆめまるくんが同行。3体のゆるキャラも佐賀県の魅力を全身で訴えた。