秋恒例「たけふ菊人形」11月9日まで 福井県越前市
福井県越前市で10月3日から「たけふ菊人形」が始まった。越前市観光協会の飯田政利さんらがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、黒田官兵衛の生涯を表現した菊人形、OSK日本歌劇団のレビューなどの見どころをアピールした。
たけふ菊人形は1952年から始まり、今年で63回目を迎えた秋の恒例行事。毎年その年の大河ドラマにちなんだ展示を行っている。今年は有岡城幽閉シーンなど、24体8場面で戦国の天才軍師の生き様を描く。会場の越前市武生中央公園には、高さ3メートルで世界最大の巨大菊人形、菊のアートガーデン、観覧車などの遊具といった様々な見どころやイベントが展開されている。
その中でも注目を集めているのがOSK日本歌劇団のレビューショー。男役のトップスター真麻里都さんは「中世スペインを舞台にしたオリジナルショーを上演します」。娘役トップの折原有佐さんは「愛情と友情が描かれた分かりやすい内容です。ダンスショーもあります」。
OSK日本歌劇団の森木康太さんは「まったくの新作で、武生が初公演。折原にとってもトップ就任後の初になります。お楽しみいただける内容だと自負しています」。
キャラバンに同行していた県大阪事務所の山口辰幸さんは「定期公演と遜色ない迫力あるショーが800円で観覧できます。絶対にお得です」と後押ししていた。
菊人形は11月9日まで。入園料は大人1千円(OSKショーは別)。