離島やサイクリング-潮風感じ海旅へ 愛媛県
「えひめ笑顔の海旅キャンペーン」などのPRに、愛媛県観光物産協会の境石高久さん、愛媛県旅客船協会の松本絵梨奈さん、宇和島運輸フェリーの大野一男さん、オレンジフェリーの山田惣吾さん、愛媛県大阪事務所の木原東太さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。
海旅キャンペーンは、今年は12月7日まで実施し、来年も3―6月に継続して行うことが決まっている。愛媛県内を発着する航路に乗船し、主要港などに置かれているスタンプをパンフレットに押して郵送すると、県内発着の往復乗船券や愛媛の特産品が当たる。松本さんは「いろいろな海旅が楽しめる四国・愛媛へお越しください」。
海旅の一つは、2014年の本屋大賞を受賞した小説「村上海賊の娘」(和田竜著)の舞台、能島。境石さんは、受賞発表後に今治市の村上水軍博物館入館者が昨年の3倍になったと紹介し「能島へ渡る『能島上陸&潮流クルーズ』も人気を集めています。博物館とセットでどうぞ」。
もう一つは、サイクリングの聖地「しまなみ海道」を核にした自転車による海旅。大野さんは「しまなみ海道から愛媛県内を自転車で回る26コースを用意しています。自転車で愛媛の素晴らしさを体感してほしい」。
山田さんは「宇和島藩の藩祖・伊達秀宗公が入府して来年で400年。3―11月まで『宇和島伊達400年祭』が開かれます。来年は宇和島にご注目ください」。
木原さんは「道後温泉で行われているイベント『道後オンセナート』は、一部改良されて来年も継続して実施されます。お楽しみに」と話した。