地域の魚介たっぷり「花燃ゆ」ヒロイン御膳 山口県萩市
山口県萩市商工観光部萩ブランド流通開発室の中村和也さん、萩市観光協会の山口泉さん、山口県大阪事務所の中山広信さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、萩市内の12の飲食店と旅館で2015年1月10日から提供する萩沖の海幸セレクション「ふみ御膳」&「ふみ弁当」を紹介した。
ふみ御膳とふみ弁当は、来年の大河ドラマ「花燃ゆ」放送を絶好の機会と捉えて企画。ドラマのヒロイン・吉田文(ふみ)をイメージして考案し、萩沖で獲れる水産物250種の中から、萩の漁師が「べっぴんさん」と呼ぶアマダイ、天然フグの女王と呼ばれる真フグ、貴婦人と称されるサヨリなど女性に縁のある旬の魚を選んで地域の料理人が郷土料理として提供する。
ふみ御膳は、萩焼や萩ガラスの器に盛った料理を9つの枡に盛り付け、全体を萩桐箱の器に入れた。ふみ弁当は、料理を盛った萩焼や萩ガラスの器を6つの枡に分けている。
料金はふみ御膳が2400円(旅館提供のみ3500円)、ふみ弁当は要予約で1500円(いずれも税別)。提供期間は来年12月31日まで。
中村さんは「萩沖には数多くの島や岩礁がありプランクトンが豊富に発生するため、魚にとってはすみやすい環境です。そのため250種の魚が水揚げされ、なかでもアマダイは日本一を誇っています。ぜひ萩沖で獲れた旬の魚を使ったふみ御膳とふみ弁当をご賞味ください」。
山口さんは「萩には大河ドラマ館をはじめ、ゆかりの地が点在しています。食を楽しみながら大河ドラマに出てくる登場人物に関する史跡をお訪ねいただければ」と話していた。