松葉ガニに向け直行バス出発 鳥取県三朝温泉
鳥取県・三朝温泉から木屋旅館の御舩秀さん、三朝温泉観光協会の山口智栄子さん、県関西本部の秋元竜さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、12月19日からスタートした周遊バス「三朝号」の運行をアピールした。
三朝号は日本海のカニのシーズンに合わせて毎冬、新大阪駅から走る。今冬も年末年始を除き、松葉ガニの漁期に合わせて3月15日まで運行する。温泉宿泊者限定で、定期運行の高速バスの半額、往復4800円で乗車できる。往路は岡山県の山田養蜂場、復路は鳥取賀露港に寄る。
三朝号に合わせて県内を周遊する「かにかに砂丘号」バスも運行。三朝温泉から、倉吉市の鳥取二十世紀梨記念館や白壁土蔵群・赤瓦、鳥取砂丘などを巡る。鳥取駅で智頭急行の特急スーパーはくと、中国庭園燕趙園で三朝号に連絡する。せいろ蒸し定食の昼食が付いて大人3500円。5日前までに予約。
山口さんは「三朝温泉に泊まって観光も楽しめます」。御舩さんは「現代湯治のプランもあり、三朝を拠点に滞在するプログラムも充実してきました」と話し、各旅館にはコンシェルジュ的な役割を担う「ラジムリエ」が常駐、入浴の方法も適切にアドバイスする。