妖怪と恋愛－妖しき伝説？で癒し旅　和歌山県南紀地方

和歌山県西牟婁振興局地域振興部企画産業課の前田直樹さん、濱岡弘行さん、尾﨑綾香さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、このほど制作した紀州熊野に点在する「妖しのものがたり」と「恋愛にきくパワースポット」を紹介する冊子をアピールした。

いずれの冊子も観光担当の職員らで作った。「癒しの国の妖しのものがたり」は、紀州熊野に残る伝説や民話、妖怪にまつわる話をわかりやすい文章とイラストでまとめた。10カ所ある「妖怪妖しスポット」のうち５カ所以上巡り、そこで撮った写真を同課へ送ると女性なら「妖しガール証明書」、男性なら「妖メン証明書」が送られる。

「恋をしましょう　恋愛にきく!?パワースポット巡り和歌山南紀」は、神と人を結ぶ結宮（むすびのみや）や人と人の縁を結ぶ玉石が祀られた満山社（まんざんしゃ）がある熊野本宮大社、どんな願いでも一つは叶えてくれるという一願寺、ハートの鈴がある救馬渓谷観音などと周辺のスイーツを紹介。女性好みのお守りやお土産も取り上げている。

尾﨑さんは「和歌山県には数多くのパワースポットがありますが、意外と知られていません。恋愛成就の冊子はパワースポットだけでなく、女性なら必ず立ち寄って食べたくなるスイーツのお店も掲載しています。ぜひこの冊子を持って和歌山を回ってください」。

濱岡さんは「『安珍と清姫』に代表されるように、女性にまつわる妖しき伝説が多くあります。そういった場所を巡り食を味わいながら和歌山観光を楽しんでほしい」。

前田さんは「今年９月には近畿自動車道紀勢線の南紀田辺インターからすさみインターまでの約38キロが開通します。アクセスが向上し、来やすくなります」。