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リョーマや東部博へ-旅行会社向け支援事業を拡充 高知県

15/05/12

高知県観光コンベンション協会の川久保哲さんと高知県大阪事務所の三谷若奈さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、4月から県東部で始まった「高知家まるごと東部博」や旬のグルメ、旅行会社へのインセンティブ事業をアピールした。

川久保さんは「昨年の貸切バス運賃・料金制度の見直しに伴うバス料金の高騰が高知県へのツアー数や入込み客数に大きな影響を与えています」と話し、現在官民一体となってその巻き返しに取り組んでいる。

その目玉が、以前から数多く行ってきた旅行会社向けの支援事業を今年度はさらに拡充したこと。地理的に東西に長く、滞在時間の拡大を狙いたいことから、これまでの宿泊助成金を人数ベースではなく宿泊数ベースに変更した。

また、距離の問題からバスの運転士1人の運行が困難になる場合が多いことから10万円を上限とし、運転士M2(2人体制)での貸切バス運行に対して2人目の諸経費を同協会で負担することにした。

この2点の拡充により川久保さんは「募集型企画旅行はもちろん、受注型の造成・販売を支援することで、旅行会社の営業マンや企画担当者の皆さんが当県に目を向けていただけたら」と話している。

三谷さんは「今年も4月から来年3月まで観光キャンペーン『リョーマの休日』を実施します。4月29日からは室戸ジオパークセンターのオープンを皮切りに高知県東部の人や文化に触れながら食を楽しむ『まるごと東部博』も始まります。旅行会社の皆さんには当県支援事業を活用いただいて、ご送客をお願いしたいと思います」。

高知県の皆さん

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