初夏はホタルが幻想的に乱舞 岡山県湯郷温泉
岡山県美作市からこのほど、ゆのごう美春閣の永山泉水さん、湯郷グランドホテルの峯平晃行さん、湯郷温泉旅館協同組合の影山利博さん、市経済部の江見幸治さんと春名信明さん、県大阪事務所の奥宏二さんと直原真弓さんがトラベルニュース社大阪本社を訪れ、5月下旬―6月中旬に見ごろを迎える湯郷温泉のホタルなどを紹介した。
ホタルは、温泉街にほど近い大谷川に生息する。5月30日には湯郷交番前でホタルまつりを開催。出店が並び、まつりに合わせて商品化した湯郷温泉のキャラクター「ほっぴー」「ゆっぴー」の編みぐるみが販売される。蒜山高原の有名店と女将の会がタイアップし開発した作州黒(豆)を練り込んだチョコレートなどご当地モノも並ぶ。
永山さんは「年々ホタルが増えています。黒豆きなこチョコレートの売り上げは女子サッカーの岡山湯郷Belleの活動資金にもなります」。
美作市は天然芝のサッカー、ラグビー場をはじめ野球場、テニスコート、アリーナなどスポーツ施設が充実する。今回のキャラバンでは京阪神の大学約50校も回った。「施設が充実し種目を問わず様々な合宿を誘致できるのが強みです。温泉に泊まって合宿の聖地として誘致していきたいですね」と峯平さん。
岡山県では来年4―6月にデスティネーションキャンペーンを控える。美作市では、ボンネットバスのツアー、駐車場の収容台数や案内ガイドの有無などを明記した旅行会社向けパンフレットを作成するなど着地観光に力を入れている。
江見さんは「温泉と自然に人情が美作の売り。ゆっくりお泊まりで来てください」。