「夏の自由研究お手伝いします」福井への旅企画 ホスピタリティツーリズム専門学校大阪
ホスピタリティツーリズム専門学校大阪の学生6人がこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、授業の一環で企画造成した旅行商品をアピールした。
商品は「夏の自由研究お手伝いします」と銘打った小学3―6年生が対象の福井県への旅3日間。福井県立恐竜博物館での化石発掘体験、越前和紙の里での紙すき体験など福井ならではの企画を盛り込んだ。
来社したのは同校旅行科の佐藤航さん、竹内知真さん、韓雪婧さん、井本美月さん、柴田圭さん、永原瑞希さん。「地域活性」の授業で実際に福井県を訪ね、同科の学生全員で旅行企画のアイデアを出し合った。企画を販売する農協観光がアドバイスし商品化に漕ぎつけた。
リーダーの佐藤さんは「夏休みの宿題で親子とも困るのが自由研究。私たちがお手伝いします」。井本さんは「遊びながら宿題を終わらせることができますよ」。
韓さんは中国からの留学生で、ほかにもウズベキスタンや韓国など多くの留学生がおり、ツアーに参加する。「国際交流もこのツアーの売りです」と竹内さん。
ツアーは8月2―4日に実施し、代金は2万9800円。
「大阪市内や吹田市などの駅から30分以内の学童保育、学校を回るセールス活動も自分たちで行います」「全員が添乗員も兼ね同行します」という。募集人員の20人達成が目標だ。