ミステリーツアーでコナンと迫る地域の魅力 鳥取県
鳥取県観光交流局まんが王国官房の羽田直樹さん、とっとり観光親善大使の倉本真梨菜さんとコナンくん、県関西本部の福岡敬二さん、JR西日本米子支社営業課の吉田篤さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、11月24日まで開催中の「名探偵コナン鳥取ミステリーツアー」をPRした。
ツアーは参加者が「名探偵江戸川コナン」になり、観光スポットに設けられたチェックポイントをめぐって手掛かりを集めて推理を深め、事件を解決。ツアー期間が終わると解答編のアニメがテレビ放送される。これまで各地で行われ、コナンファンだけでなく若い女性や少人数のグループを中心に人気を集めるツアーだ。
鳥取県でコナンツアーが行われるのは初めて。原作者の青山剛昌さんは同県大栄町出身で県内にはゆかりの施設も多い。チェックポイントはとっとり花回廊や砂の美術館、三朝温泉・陣所の館、倉吉白壁土蔵群観光案内所など県内各所に設定され、シャトルバスやループバスの二次交通もツアーの実施にあたり整備されている。
吉田さんは「2編成あるコナンのラッピング列車も好評です」。羽田さんは「このツアーは米子、倉吉、鳥取、三朝など県内の主要観光地を網羅していますので、コナンのファンでなくても十分楽しめます」。倉本さんは「青山剛昌ふるさと館がある北栄エリアは、作者の故郷ならではのスペシャルポイントに設定されています」。
そしてコナンくんからは「僕は子どもから大人まで人気があります。ツアーも幅広い層で人気です。この夏休み、たくさんの方にチャレンジしてもらいたいです」と倉本さんが代弁した。
JR西日本ではツアーキット引換券付き乗車券「鳥取ミステリーツアーめぐりパス」を11月22日まで発売中。購入は乗車日の前日までで、利用は1人から。3日間有効。鳥取自由周遊区間内は特急列車自由席や周遊バスが乗り放題で、7つの観光施設の入園(館)券がつく。
大阪市内発着で大人1万4千円。