森のまちで楽しむカフェめぐり 鳥取県智頭町
鳥取県智頭町からこのほど、町観光協会の山中章弘さん、原田俊行さん、工藤祐一さん、山郷地区振興協議会の前田拓さんがトラベルニュース社大阪本社を訪れ、8月10日にオープンした「駅前カフェ」や、町内に点在する「森カフェ」めぐりをアピールした。
駅前カフェは、智頭駅前のどうだん広場に開設。近隣の商店で購入した弁当や飲み物が持ち込み自由で、山中さんは「駅前のにぎわいを創出し観光拠点にしたい」。
カフェに隣接した観光協会事務所では、超小型モビリティーを貸し出している。2人乗りの電気自動車で、まちめぐりに最適。2台あり、3時間1500円とレンタル料も格安だ。
「環境にもやさしいモビリティーに乗ってお勧めが『森カフェめぐり』です」と原田さん。町内には天然酵母食パンが評判のパン屋、築50年以上の旧郵便局を再活用したカフェなどが14軒ある。この春には、「田舎のパン屋が見つける『腐る経済』」の著者が元保育園をリノベーションしたカフェもオープンした。
山中さんは「各カフェにはEV充電器もあり、森の風を感じながらのんびりドライブを楽しんでください」。
また、前田さんは旧山郷小学校の校舎を生かした「R373やまさと」での宿泊や研修、この9月から智頭町観光協会の事業部長に正式就任する工藤さんはメンタルヘルスに活用できる森林セラピーについて紹介した。