「海自カレー」が席巻 広島県呉市
広島県呉市の2015くれマリンクイーンの川﨑優奈さんと工藤香織さん、呉市観光振興課の濱田亜希子さん、県大阪情報センターの福本隆之さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、ご当地グルメ「呉海自カレー」をアピールした。
呉海自カレーは、海上自衛隊呉基地に所属する艦船ごとのカレーライスを21店舗で提供。今年4月から、回った店舗数ごとにピンバッジやスプーンなどオリジナルグッズがもらえるシールラリーを初めて行った。
「全店舗を制覇すると特製カレー用のテッパンがもらえるんですが、当初は年間30人ぐらいかなと思っていました。もう150人を超えました。テッパンにシリアルナンバーが入った希少性も人気に火をつけたようです」と、自身もテッパンをゲットした濱田さん。
店舗によっては月に2千食に達するなど、シールラリーは大きな効果を生んだ。
11月21日には初の「呉海自カレーグランプリ」を開く。大和ミュージアム隣の大和波止場に21店舗が集結。呉海自カレーの第1位の座を1千人の投票で決める。投票に参加できるのは事前に申し込みした人のみだが、一般入場者も5―6種類の呉海自カレーが食べられる。
現役の海上自衛官でもある川﨑さんは「以前乗艦していた掃海母艦『ぶんご』ではカレーが出る金曜日が待ち遠しかったです。ぶんごのキーマカレーは呉市役所食堂で食べられますし、各船とも調理員が腕を振るい考案したカレーの食べ比べができます」。
工藤さんは「どれもお勧めですが、練習艦『かしま』の牛舌カレーはとろけるような牛タンでした。自衛艦がこんなにあって、美味しいカレーがあることもシールラリーでぜひ知ってもらいたいですね」。