維新の見どころ各地に点在 大龍馬恋
幕末のヒーロー坂本龍馬にゆかりのある7県の大阪事務所などで結成する「大龍馬恋(だいりょうまれん)」の皆さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、龍馬に関連する各県の見どころを紹介した。
高知県大阪事務所の三谷若奈さんは「今年は龍馬生誕180年です。県立龍馬記念館では11月から、86年ぶりに龍馬の愛刀が里帰り展示されます。12月31日まではまるごと東部博、来年4月からは奥四万十博が開催されます」。
山口県大阪営業本部の谷俊作さんは「大河ドラマ『花燃ゆ』を契機に、やまぐち幕末ISHIN祭を展開しています。三方を海に囲まれた本県はハモ、アンコウ、タチウオなどなど海産物が豊富です。萩市も世界遺産に選ばれ、山口は今旬を迎えています」。
佐賀県関西・中京営業本部の徳島千裕さんは「嬉野で生産したお茶の輸出で財を成した大浦慶が龍馬を支援しました。この夏、三重津海軍所跡が世界遺産に登録されました。来年は、熱気球の世界選手権や有田焼400年を控えています」。
広島県大阪観光情報センターの福本隆之さんは「海援隊のいろは丸が紀州藩の船と衝突し、龍馬が紀州藩と激しい談判を繰り広げたのが福山市の鞆の浦です。鞆の浦は最近、テレビドラマ『流星ワゴン』のロケ地としても話題になりました。龍馬ファンの皆さん、ぜひお越しください」。
なお、この4県に静岡、長崎、鹿児島を加えた7県で龍馬誕生月の11月7―8日にJR京都駅で、誕生日であり命日の15日には京都霊山護国神社で観光展を行った。