おすすめの穴場は「海の中の富士」と「古城」 福井県
福井県議会議員の小寺惣吉さんと福井県大阪事務所の南英治所長がこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、小寺さんお勧めのとっておき情報を紹介した。
東尋坊の西方の沖合にある玄達瀬(げんたつせ)。水深300メートルの日本海から、一気にせりあがった「海の中の富士山」のような場所で、漁場として漁師の中では有名だそうだ。魚影が濃く、近年はダイビングスポットとしても人気。
小寺さんは「ここもそうだけど、福井県の海岸は変化に富んでいるんです。奇岩が絶景の越前海岸、白い砂浜が美しい敦賀沖の水島、三方五湖もある」と胸を張った。
小寺さんが住む坂井市丸岡町のシンボル丸岡城。地元では今、丸岡城天守を国宝に復活させようと活動が始まった。戦前は国宝だったが、1948年の福井地震で倒壊し、7年後に復元再建した。現在は国の重要文化財だ。
「この城は本当に地元のやっかいになったんですよ。昭和15年にも解体修理をしていて、その時も多くの人が浄財を出した。今、当時の奉加帳が残っていて寄進してくれた人たちに手紙を出そうとしているんです。もうすぐ丸岡城の桜が咲きます。ライトアップでより映えるんです」と、国宝級の景観を自慢していた。