10-12月にプレDC、見どころ充実 山口県
山口県は2017年9―12月の「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」まで1年を切り、10月1日―12月31日にDCプレキャンペーンを展開する。このほど、山口県キャラバン隊の県観光スポーツ文化部観光プロジェクト推進室の大川謙一さんと、県大阪営業本部大阪売り込みセンターの大道要芽さん、山口県観光フレンズの本永千尋さん、県PR本部長のゆるキャラ「ちょるる」がトラベルニュース社大阪本社を訪れ、プレDCと県観光の見どころを紹介した。
プレDCでは、DC本番で展開する企画を先行して実施。通常では入場できないスポットへの案内や体験企画を充実させて、秋冬の観光需要を喚起する。9月10―11日にはJR大阪駅でオープニングイベント「おもしろき国やまぐち観光物産フェア」を開催。イベントや観光PRなどを通して山口県観光の魅力を関西の消費者にアピール、プレDC期間中の来訪を呼びかけた。
プレDCのなかでも大川さんのおすすめ企画は、10月1日―12月25日までの土日祝日に催行するバスツアー「やまぐち絶景周遊バス」。アメリカの・CNNの「日本で最も美しい場所31」のひとつに選ばれた長門市の元乃隅稲成神社と、青く澄んだ海の上を走る角島大橋などを巡る西部コース、岩国市の錦帯橋や名物・金魚ちょうちんで知られる柳井市の白壁の町並みなどを訪ねる東部コースを設定した。
大川さんは「DCのために初めて設定しました。なかでも元乃隅稲成神社はイチオシ。冬は、波が絶壁付近でしぶきを上げる『龍宮の潮吹』がご覧いただけます」。
本永さんはおすすめの山口の魅力を紹介。観光スポットは「秋は長門峡の紅葉が必見。美祢市の名水地『別府弁天池』や、下関市のリフレッシュパーク豊浦のコスモス畑もぜひ」。冬の食についても「フグやアンコウは欠かせませんが、みかんの産地・周防大島の『みかん鍋』も面白いです」と熱く語った。