ミカンと鮮魚-食の喜びが充実 和歌山県有田地域
和歌山県有田地域から、有田町商工観光課の向井沙紀さん、有田市産業振興課の林遥香さんと上野山誠一さん、湯浅町産業観光課の吉川幸宏さんと河村好輝さん、県有田振興局企画産業課の児嶋史晃さんと鶴田圭吾さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。
有田は全国的に知られたミカンの産地。今年は夏の少雨で甘く育った。10月から12月にかけてミカン園でミカン狩りが楽しめる。
今年は甘いミカンだけではありません。亀田製菓の『柿の種』で有田産のぶどう山椒を使った菓子が全国1位に選ばれました。来年1月末まで全国で販売されます」と鶴田さん。
サバやアジをはじめ魚介類が豊富な湯浅町では10月23日に「ギョギョっとお魚まつり」が開催されたほか、来年3月には「シロウオまつり」が開かれる。伝統漁法で獲ったシロウオを踊り食いなどで味わう。
「漁の様子を見学体験できるイベントも行う予定です」と河村さん。
有田市の簑島漁港では毎月第3土曜日に「とれピチ朝市」が行われている。タチウオやタイ、アジなど朝獲れの鮮魚を販売し、毎回売り切れ必至の人気朝市。
上野山さんは「来年2月12日には有田みかん海道マラソンが開かれます。市制60周年を記念して同い年(同学年)の方に特産品をプレゼントします」。
有田川町では、重要文化的景観と日本の棚田百選に選ばれたあらぎ島をLEDライトで浮かび上がらせる「あらぎ島イルミテラス」が12月3日から始まる。
「今年は新しいイルミネーションもあります。来てからのお楽しみです。最終日の2月5日には花火も打ち上げます」と向井さん。
「広川町の稲むらの火の館では、世界津波の日が国連で制定されてから初めて11月5日を迎えます。記念行事が行われます」と児嶋さん。