那智大社やクエ、熊野古道など話題充実 和歌山県南紀地方
和歌山県から県商工観光労働部の山本奈苗さんと井沼衛さん、白浜町観光課の西山千英さん、田辺市熊野ツーリストビューローの庄田慎吾さん、ゆるキャラの「わかぱん」、「くえどん」がこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、今年創建1700年を迎える熊野那智大社、白浜を代表するグルメ紀州本クエ、世界遺産の熊野古道の魅力を紹介した。
熊野那智大社では創建1700年を記念し、かつて本殿に祀られていた「熊野十二所権現古神像」を12月31日まで特別公開中。2018年には西国三十三所巡礼が草創1300年を迎える。
紀州本クエは、養殖技術で安定供給が可能になり1年を通して食べられるようになった。白浜町では、3月19日に南方熊楠記念館の新館がオープンし、昨年9月にはアドベンチャーワールドでパンダの赤ちゃんが生まれるなど話題が豊富。
田辺市では、熊野古道とサンティアゴ巡礼の道の共通巡礼達成証明書を発行している。現在世界35カ国で達成者は470人。そのうち日本人は115人だという。
一行は、県内にある世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」、日本遺産「鯨とともに生きる」と3つの遺産もアピール。