森林セラピー企業向けプログラム充実 鳥取県智頭町
鳥取県智頭町山村再生課の西尾真一さんと町観光協会の岡垣祐子さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、町で取り組む「森林セラピー事業」について紹介した。
智頭町では、鳥取県内で初となる2011年7月に森林セラピー基地がオープン。森林セラピーを活用したメンタルヘルスケアなど、企業向けの研修事業を積極的に行っているのが特徴で、これまでにも多くの企業を受け入れてきた。
また、兵庫県の有馬温泉や大阪府の万博記念公園などと連携し、智頭町へ来る前のお試し森林セラピーなどユニークな取り組みを行っている。
岡垣さんは「うつ病患者に対する森林セラピーの治療効果が学術論文として発表されています」と話し、西尾さんは「県外の大企業はもちろん、地元銀行とも連携協定を結びます。智頭の森がストレスを解消しリラックスする場所だと認識されたことだと思います。一般の方にもぜひ来ていただきたいですね」と呼びかけた。