きてきて倉敷「いい風評は歓迎です」 岡山県倉敷市
岡山県倉敷市から、第36代倉敷小町の小松あゆさん、倉敷観光コンベンションビューローの前岡修允さん、倉敷市観光課の小野雅生さんが来社。美観地区や鷲羽山など市内の主要観光地は、豪雨による被害がまったくないと強調した。
倉敷市では、7月の豪雨で河川が氾濫した真備町の様子が繰り返し報道された。「美観地区の駐車場だけで7月は半減しました。観光客が歩いている姿もほとんど見ませんでした。ただ、お盆ごろから客足が戻ってきています。観光施設の入場者や売り上げも7、8割戻ってきました」と前岡さん。
8月20日からはSNSインスタグラムを用いたキャンペーン「#きてきて倉敷」をスタートさせた。ハッシュタグ「#きてきて倉敷」を付けて倉敷の風景などの画像を投稿すると、市内の旅館ホテルや観光施設、商店などが提供する地元ならではのもの、特産品を抽選でプレゼントする。前岡さんは「倉敷のいいところ、いいことを広く風評してほしい」と期待する。
さらに、県外旅行会社には助成金も用意した。観光を目的とした県外の乗客20人以上で「倉敷市バス専用駐車場」を宿泊利用すると、バス1台につき1万円を交付する。小野さんは「倉敷は3つの日本遺産に選ばれている歴史豊かなまちです。ストーリー性豊かな倉敷観光を泊まって体験してほしい」。
豪雨の影響で今年は中止になってしまったが、倉敷天領夏祭りを機に36代目の倉敷小町に就いた小野さん。「たいへんな時期のスタートでしたが、一人でもたくさんの人に倉敷へ訪れてもらえるよう頑張っていきます。ツイッターを活用して倉敷を発信していますので、ぜひフォローしてください。皆さんに来ていただくことが倉敷の、市民の方々の力になります」と強調していた。
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