旬は「維新」と「年稿」 福井県
福井県観光連盟の山田光俊さん、同県大阪事務所の松石健司さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、11月30日まで開催している「幕末明治福井150年博」や、9月15日にオープンした「福井県年稿(ねんこう)博物館」などをアピールした。
幕末明治福井150年博は、県立歴史博物館や福井市郷土歴史博物館など全35施設で特別展を開催。福井には意外な幕末のエピソードが残っており、幕末や歴史好きが楽しめる素材が点在している。なかでも歴史博物館には坂本龍馬が福井藩士に送った手紙があり、全国で唯一、龍馬の花押付きの原本として見ごたえがある。西郷隆盛と将軍後継問題に奔走した橋本左内が着用した紋付も初公開されている。
また、旬の見どころとして山田さんがアピールしたのが、若狭町の「年稿博物館」だ。三方五湖の水月湖の湖底に7万年以上かけて積み重なった「年稿」と呼ばれる地層の縞模様に関する資料が展示されている。
「45メートルの実物の年稿や世界各地の年稿を展示しています。シアターや大型ディスプレイで映像による解説も行っています。年稿とは聞きなれないものかもしれませんが体験メニューもあるのでぜひお越しください」。
松石さんは11月から公開される映画「えちてつ物語」をアピール。「えちぜん鉄道沿線の東尋坊や白山平泉寺をはじめ、福井県の美しい景色が舞台となっていますので、ご覧になってください」と話した。
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