児島デニムとフルーツ、新酒に旅の価値あり 岡山県
岡山県晴れの国イメージアップ推進班副参事の下田博道さんと、岡山県観光連盟の松野理絵さんがこのほど、トラベルニュース社東京オフィスを訪れ、倉敷市の一角を占めるジーンズのまち児島の紹介や、おかやまフルーツ、県産の酒米「雄町米(おまちまい)」からできる地酒のおいしさをPRした。
冒頭、2人は7月豪雨後の状況について、「倉敷の美観地区をはじめ、県内の観光地、観光施設は以前と変わりなくお楽しみいただけます」。
児島は国産ジーンズ発祥の地。ジーンズストリートを中心にジーンズショップやカフェ、レストラン、ギャラリーが集積し、雰囲気のあるまちを作っている。「最近はデニム地の浴衣で、まち歩きを楽しんでいる旅行者も見かけますよ」と松野さん。
フルーツの紹介では、お土産に岡山産のシャインマスカットをお持ちいただいた。品質の良さと安定した供給で、贈答品としても喜ばれている品種だ。その日のうちにおいしくいただきました。ピオーネ、マスカット・オブ・アレキサンドリア、オーロラブラックと、岡山産ブドウは、東京でもいずれも人気がある。
雄町米は、4大酒米の1つで江戸時代末期に岡山市雄町の農民が発見した酒米。丈があり、倒れやすく、病害虫に弱いため、90%以上が県内で生産されているそうだ。雄町米を原料にした日本酒愛好家は「オマチスト」と呼ばれ、雄町サミットも開かれるほど。
下田さんからは「岡山の水で仕込んだ新酒を味わいに、ぜひ足を運んでみてください」。
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