海も山も食も-世界ジオを体感せよ 高知県室戸市
ユネスコ世界ジオパークに認定されている高知県室戸市から、室戸市観光ジオパーク推進課の眞土浩子さん、室戸ジオパーク推進協議会の小笠原翼さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、海はもちろん山も食も魅力がある室戸世界ジオパークを紹介した。
室戸市が世界ジオパークに認定されたのは「海と陸が出合い新たな大地が誕生する最前線」だからだそうだ。それが顕著に表れるのが室津港に揚がる新鮮な魚介類。陸からすぐ海が一気に深くなる特異な地形で、近海で深海魚が揚がる。その代表格がキンメダイ。
「朝どれのキンメダイが食べられるんです。新鮮なキンメダイはいつでも最高に美味しい」と小笠原さん。市内では10店舗がご当地グルメとして「キンメ丼」を提供している。眞土さんは「食を通じてジオパークをアピールしています」。
室戸岬を中心に海岸の景観もおすすめスポットだが、2人が新しい魅力として勧めるのはまち歩きと山歩き。マグロ漁船の基地として栄華を極めた室津港の歴史散策や漁師町のスナックめぐり、夕陽が美しい海岸沿いを写真撮影するまち歩き、天然杉が群生し滝に出会える山歩きのガイドツアーを実施している。「高速バスで大阪と直結、ぜひ来てください」。
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