しま旅、アジフライ、スイーツ−旅の素材が充実 長崎県
長崎県大阪事務所の十楽昇侍さんと共同ピーアールの神津眞一さん、宇髙教子さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、旬の観光トピックを紹介した。
今、人気を集める離島への旅「しま旅」。長崎県では対馬、壱岐、五島、新上五島、佐世保・宇久の国境離島地域6エリアへの「長崎しま旅わくわく乗船券」を設定し、離島への旅を促している。各島への航路の往復乗船券に100円を加えると、最大8千円の観光体験クーポン券がつく、宿泊者限定企画だ。
十楽さんは「都会では味わえない離島の自然や文化を、この夏こそ体験してほしいですね」。
県内で注目のエリアは、県北の松浦市。市が今、猛プッシュしているグルメが「アジフライ」だ。アジの水揚げ全国トップクラスを誇るが、地元ではアジフライは当たり前のメニュー過ぎて、そこまで注目していなかった。これを観光素材として生かそうと取り組みが始まり、友田吉泰市長も前面に出てPRを展開。地元の高校生もファミリーレストラン「ジョイフル」に「ぜひメニューに加えて」と要望する手紙を送り、それが実現されるなど「アジフライの聖地」としての地盤固めが着々と進んでいる。
神津さんは「地元も松浦のアジフライのすごさに気づき始めました。わざわざ食べに来る価値があります」。
長崎県の食は魚だけではない。五島市では、福江のまちをサイクリングしながらスイーツを味わってまわる着地型プランを設定。道中では和菓子、洋菓子なんでもありの“食べまくり”。女性だけでなく甘党の男性にもアピールしている。
宇髙さんは「女性は旅の途中、休憩したい、お茶したい、しゃべりたいものなんです。甘いものでゆっくり、にぴったりのプランです」。
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