もののけ、月、食—ここだけの魅力続々 広島県三次市
広島県三次市から、市観光協会の松木和美さん、奥田玄宋・小由女美術館の世戸浩章さん、平田観光農園の末國周祐さん、道の駅ゆめランド布野の升井淳さん、市観光スポーツ交流課の中田秋子さんが来社した。市内観光情報を伝えた。
今話題になっているのは、4月にオープンした「日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)」。妖怪研究家の湯本豪一氏から寄贈された資料約5千点の展示をはじめ、来館者が描いた妖怪の絵がスクリーン上で動くアトラクションなども設けられている。松木さんは「家族連れにも人気を集め、9月下旬には来館者数が10万人を突破、開館から半年間で目標を達成しました」。
また、三次市の夏の風物詩「鵜飼」には、高校生の船頭がデビュー。観光協会の松木さんも女性船頭として今年デビューした。
奥田元宋・小由女美術館では11月9日から、著名なイラストレーター安西水丸さんの企画展が始まるなど、常設展のほか様々な展示会を予定する。世戸さんは「日本で一番月の美しく見える美術館としてもアピールしています。満月の日にぜひ来館ください」。
平田観光農園は、東京ドーム2・5個分の広さを有する。フルーツ狩りなど多彩な体験プログラムを設定し、今年からはフルーツポンチ作り体験が加わった。「自分の好きなフルーツでオリジナルが作れます。香港など海外のお客様にも好評です」と末國さん。
地元産の食材を使ったバイキング料理が好評の道の駅ゆめランド布野ではダチョウ料理も提供している。升井さんは「道の駅から5分の牧場で飼育しており地域活性化の起爆剤に期待しています。牛肉に似た味で、食べにお越しください」。
中田さんは「広島三次ワイナリーには今年3月、西日本最大級のワインセラーができました。昨年の西日本豪雨で一部不通だったJR芸備線も10月23日に全通します。旅行会社向けの助成制度もありますので、三次市に注目してください」とアピールしていた。
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