楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

県観光の中継点は花や食で一色 兵庫県北はりま

20/01/09

兵庫県中央部の3市1町が連携する「北はりま」エリアの皆さんが来社し、来春の観光素材を紹介した。

北はりまは大阪から車で約90分。姫路城や竹田城跡など県内観光地へのアクセスが良く、県北部の城崎温泉や湯村温泉に向かう際の中継点としても立地し、エリアとして立ち寄りスポットとしてアピールしている。

加東市商工観光課の岸本希さんは、平池公園の大賀ハスや菖蒲など春の花を紹介。「播州清水寺の青もみじもお勧めです。座禅体験、精進料理を味わうことも」。

加西市観光まちづくり協会の千田智子さんは、早春のチューリップをはじめ四季を通じて多種多彩な花が咲く県立フラワーセンターを推す。「スタッフによる園内ガイドツアーをぜひ」。

西脇市商工観光課の板場逸史さんは、畑谷川のホタルと都麻乃郷(つまのさと)あじさい園が春のお勧め。「観光バスの受け入れ態勢も整ってきました。あじさいは4年前から約5倍に入園者が増えています」。

多可町商工観光課の梅田浩史さんは西日本最大級のラベンダーパーク多可をアピール。「種類の異なるラベンダーが植栽されており、長い期間お楽しみいただけます」。

3市1町は食も売り込む。加古川闘龍灘のアユ料理(加東市)、酒蔵直営店の地場産野菜料理(加西市)、神戸牛としての認定頭数がもっとも多い黒田庄和牛(西脇市)、全国のバイヤーが選ぶ地鶏コンテストで第2位に選ばれた播州百日どり(多可町)など。

板場さんは「近く牛鶏合戦として地元グルメを盛り上げる企画も予定しています。エリアへ立ち寄っていただけるバスツアーも少しずつ増えており連携の成果が出てきたと実感しています」。

兵庫県北はりまの皆さん

兵庫県北はりまの皆さん

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
未来へつなぐ四国「おもてなし」の魂・愛媛編

「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八...

未来へつなぐ四国「おもてなし」の魂・高知編

「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八...

未来へつなぐ四国「おもてなし」の魂・徳島編

「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ