北陸新幹線延伸開業見据え取り組む着地型商品 福井県
公益社団法人福井県観光連盟の坪田昭夫さん、領家かずよさん、内藤涼さん、吉村綾太さん、JR西日本誘客促進部の夏梅貴大さん、県大阪事務所の長谷川義人さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、2024年春の北陸新幹線の福井・敦賀延伸開業を見据えて取り組む着地型観光商品をアピールした。
2月12日までモニターツアーとして展開しているのは、福井市内と永平寺をタクシーでめぐる商品。福井が誇る発酵食品の味噌づくり体験や、日本酒の試飲を組み込み観光バスではアクセスしづらいスポットに立ち寄る。「新幹線で来られて免許をお持ちでないお客様をはじめ気軽に楽しめるツアーとしました。11月から12月中旬で約30人に参加いただきました」と坪田さん。
もう一つは「お城めぐりバスツアー」。一乗谷朝倉氏遺跡をはじめ戦国期の城跡が県内には多数残る。流行の「御城印」も用意し12月には福井駅発着の越前編、敦賀駅発着の若狭編の2つを実施。「ガイドが良かったと好評でした」と領家さん。
現在、県内に開設する新幹線4つの新駅(芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀)発着のコースを準備している。「マニアックな方からお城初心者まで幅広くご対応するツアーにできれば」と、内藤さんは新幹線開業後の定番化を期待する。

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