カニプラス新名物さばみちゃん 鳥取県岩美町
鳥取県岩美町商工観光課の池内克之さん、川口知彦さん、宮山一翔さんが来社。本格的なカニのシーズンを迎えるなか冬の味覚をアピールした。
岩美町は、田後港や網代港と山陰屈指のカニ漁の拠点を持つ。池内さんは「鳥取県のズワイガニ漁獲量は2022年で560㌧。北海道や石川県、兵庫県を抜いて日本一の漁獲量を誇っています。そのうち8割を岩美町が占めているんです」と胸を張る。鳥取県では2月まで「蟹取県ウェルカニキャンペーン」を実施しており、期間中県内に宿泊すると抽選でカニが当たる。「ぜひ松葉ガニを食べて岩美町に泊まってください」。
また、この松葉ガニをはじめ白イカ、モサエビ、赤がれい、ばばちゃん、岩がき、マカモタケ、新雪梨を「いわみ八宝」として称して山陰海岸ジオパークの名物料理「ジオグルメ」として開発、提供している。それに加えて、現在新たにアピールしているのが「岩美のサバさし―こだわりの陸上養殖サバ」。サバを刺身として味わえるよう、細菌などがいない清浄な地下海水を汲み上げて陸上でサバを養殖「さばみちゃん」という名前でブランド化に取り組んでいる。川口さんは「身は柔らかく甘みと旨みが凝縮された至極の一品です」。エサにもいわみ八宝を用い、愛情を込めて育てるなど生粋の岩美産だ。
さばみちゃんは道の駅きなんせ岩美、食事処あじろやなど町内の飲食店で味わうことができるほか「ふるさと納税の返礼品としてもお選びいただけます」と宮山さん。遠方でも味わえるチャンスがあることをアピールしていた。
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