桜と酒で宿泊を　福井市

福井市で３月22日から始まる第40回ふくい桜まつりのＰＲに、福井市観光協会の藤井敬三さんと村田凌さんらがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、４月６日まで開かれるまつりについて詳述した。

桜まつりは、日本さくら名所１００選の足羽川桜並木と足羽山が舞台。ＪＲ福井駅から徒歩10分で、新幹線の停車駅では日本で３番目に近いという。ちなみに１位は東京・上野駅、２位は埼玉・熊谷駅だとか。

まつりメーンは夜。約２・２㌔の桜並木がライトアップされ、市内の小中学生や介護施設の人たちが作った紙さくらにＬＥＤが灯され幻想的な雰囲気に浸れる。３月22・29日と４月５日には足羽川河川敷で打ち上げ花火も。足羽山へ至る愛宕坂では手提灯を貸し出し、風情ある桜散歩が楽しめる。さらに、福井城址では石垣と桜のコントラストが鮮やかにライトアップする。

「キッチンカーで食事や酒を購入いただき無料で利用できる桜床も設けているほか、恐竜のカート『ふくトゥク』に乗って市内の桜の名所をめぐる周遊観光も行います」と藤井さん。４月５―６日には、福井駅前で県内のグルメやスイーツ、特産品が一堂にそろう桜フェアも行われる。

また、福井市では駅近など市内中心部にも酒蔵があることから、県北部エリアの広域で「ふくい酒蔵ある記」を実施している。ある記帳を持って酒蔵をめぐる企画で、各酒蔵の銘柄を模したシールを集めていく。集めた数に応じてプレゼントも用意している。

村田さんは「酒蔵をめぐり、夜桜を愛でぜひ市内にお泊まりください。お待ちしています」。