小豆島きっての「夕陽の丘」に展望スポット

癒しの小豆島で紡ぐ物語(17/07/28)

地域挙げて名所を再生

小豆島・土庄町の屋形崎地区の県道沿いにある「夕陽の丘」。瀬戸内海に面した夕陽の名所に昨年10月、展望スポットとしてウッドデッキが設置された。景観再生へ地域の思いのこもった取り組み。地元だけでなく観光客の心にもこの地の夕陽の美しさを伝える。

「夕陽の丘」は瀬戸内海を望む高台の段々畑。対岸には岡山県側、遠くは兵庫県赤穂市まで見渡せ、夕暮れ時にはその光景が夕陽の赤に染まり、古くから夕陽スポットとして親しまれてきた。1954年公開の映画「二十四の瞳」のロケ地にもなったが、近年は荒廃が進み、往時のたたずまいは失われていた。

地元ではこの絶景の地を後世まで残そうと景観再生の活動を展開。2015年には地元有志で「屋形崎夕陽の丘継承会」を設立し、草木の伐採など整備を施して往時の段々畑の姿を取り戻した。加えて、アンズやレモンを植樹するなど景観再生を進め、無農薬栽培したアンズは今年初めての収穫までこぎつけるなど、地域の財産として着実に復活への歩みを進める。

ウッドデッキの開設も取り組みの一環。約70平方メートルの広さで、ベンチやテーブルを設置し、ゆっくりと夕陽を楽しんでもらう工夫も施した。夜間にはライトアップも行い、対岸岡山県側の夜景も楽しめる。

夕陽の丘
ゆっくり夕陽が眺められるデッキ。
日没後は対岸の夜景も楽しめる

昨年10月には完成記念式典を開催。地元関係者を招いてのサンセットクルージングも行われ、完成を祝った。

ウッドデッキへはリゾートホテルオリビアン小豆島から徒歩15分。

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