岩美、山海の幸「八宝」売り出す/鳥取(1)
13/12/16
鳥取県岩美町が「いわみ八宝(はっぽう)」を売り出している。山海の幸に恵まれた町内の8つの特産品を前面に、町内の旅館や飲食店がメニューを開発。3年前に世界認定された山陰海岸ジオパークの魅力を付加するジオグルメとしてもアピールする。
いわみ八宝は(1)松葉ガニ(11―3月)(2)白イカ(6―11月)(3)もさエビ(3―5月)(4)赤がれい(9―5月)(5)岩がき・夏輝(6―8月中旬)(6)ばばちゃん(12―3月)(7)マコモタケ(10―11月)(8)新雪梨(11―1月)の8つ。カッコ内は旬の時期で、町商工会が音頭をとって町内の旅館や飲食店に四季折々のメニュー開発を依頼した。
岩美町が日本一漁獲量の多い松葉ガニや岩ガキ、白イカなどは全国的に知名度があるが、深海に生息するもさエビやばばちゃんはアシが早く岩美町だからこそ味わえる特産。中華料理の高級食材として使われるマコモタケ、在来種を交配した新種の新雪梨は比較的新しい岩美の名物だ。すでに春、秋、冬のメニューが発表され、町内約30の事業所で提供されている。
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