東南アジアへの関心高く JNTOが個別相談会(2) 1千万人へ全力
13/10/08
東京会場ではアジアと欧米諸国、MICEのブースが設けられ、会場のホテル日航東京に300人が集まった。個別相談会に加え講演会も開催し、今回は中国やタイ市場の最新動向の紹介、グーグルによる訪日促進のためのサービス活用法など内容の充実を図った。
「できることはなんでも」
観光庁で日本ブランド発信・外客誘致を担当する飯嶋康弘参事官も登壇し、2014年度の観光庁の予算要求の内容やインバウンド施策の方向性を説明した。飯嶋参事官はUNWTOへの出向やJNTO北京事務所長を経て7月1日に現職についたばかり。
政府が目標とする13年の訪日外客数1千万人達成はギリギリの状況だといい、「達成に向け、事業を前倒ししてもできることはなんでもやる」と意欲を示し協力を求めた。
14年の取り組みではインバウンドをけん引している韓国、中国、台湾に続く「第2のエンジン役をつくりたい」と話し、東南アジア市場に力を入れる考えを示した。
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