小・中・高の09年度修学旅行調査（3） 東北の高校は近畿を選ぶ
11/08/18
09年度高校の国内修学旅行先では、全体件数の28．５％を占める沖縄がトップ。次いで近畿22．０％、北海道17．５％、関東11．９％と続いた。前回調査から近畿と北海道が入れ替わった。航空機の利用で旅行先も多方面に及んでいる。
上位４地域の出発地別シェアでは、沖縄を訪れる高校の半数近い47．０％は関東で、中部28．３％、近畿８．８％の順。近畿を訪れる高校では東北が38．０％でもっとも多く、北海道24．６％、中部９．１％と続いている。北海道では、近畿の33．６％がトップで、以下、中国16．３％、関東16．１％だった。関東は九州の36．５％を筆頭に、中国19．５％、四国15．３％の順だった。
旅行先で前年５位だった中部は、九州と順位が入れ替わった。これについて日本修学旅行協会では「スキー修学旅行が減少した影響と考えられる」とし、長野県が前年比１．８％減少したことを取り上げている。
