今年のツーリズムＥＸＰＯは「５つの柱」（1） アワードを創設

今年９月に開催される第２回「ツーリズムＥＸＰＯジャパン２０１５」の概要について、５月28日、同イベントを主催する日本旅行業協会（ＪＡＴＡ）と日本観光振興協会（日観協）が都内で説明会を開いた。説明会にはＪＡＴＡの田川博己会長と日観協の見並陽一理事長が出席、両氏がイベントの概要を直接説明したほか、意気込みを述べた。

今年のツーリズム・エキスポは９月24―27日に東京ビッグサイトや東京丸の内エリアを会場に開催し、(1)国際観光フォーラム・シンポジウム(2)アウトバウンド・国内商談会(3)国内・海外旅行展示会（旅行博）(4)ジャパン・ツーリズム・アワードの授与(5)ジャパン・ナイト―の５つの事業を展開する。

このうちジャパン・ツーリズム・アワードは今年、新たに創設する顕彰制度。国内、海外、訪日旅行すべての中から大賞を選出する。主催する両団体では、観光分野で日本を代表する権威ある賞に育てたいとしている。

国際観光フォーラム・シンポジウムの新しい試みは、旅行送り出し市場としても急成長するアセアン地域にフォーカスしたフォーラムの開催。アセアンと日本の官民の観光関係者が意見を交わす。

フォーラムのタイトルは「インターナショナル・ツーリズム・リーダーズ・ミーティング」。将来的には世界の観光産業界のリーダーが集うサミットへの発展を目指すという。

→今年のツーリズムＥＸＰＯは「５つの柱」（2） 過去最大の出展数に続く

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