コロナ禍の新しい旅行 ウイニングトラベルサービス・常田社長、直案会定例会で講演(1)
大阪直営案内所連絡協議会(大阪直案会、谷口昇幹事長=山村別館)は昨年11月12日、大阪市浪速区の大阪市立難波市民学習センターで33期第1回定例会を開いた。恒例の旅行業関連のゲストを招く講演会は、ウイニングトラベルサービス(京都市西京区)の常田学社長が登壇。コロナ禍のなか、会員を少しでも元気にしたいという考えをもとに「ウイズコロナの新しい旅行のあり方」をテーマに講演した。
はじめに、谷口幹事長があいさつし「今期も大手、中小旅行会社をお呼びして意見交換会や商談会を行います。ウイズコロナのなか、新しい旅行形態を見据えて情報収集し、案内所の存在感を示してほしい。皆さんはその陣頭指揮をとるつもりで現地に訴えてください」と呼びかけた。
講演した常田さんは、1998年から旅行業に携わり、大手旅行会社の特約店から独立し2006年にウイニングトラベルサービスを開業した。
京都の旅行業について常田さんは「京都の中小旅行業者は、他社との相見積もりを取られることを嫌う傾向にあります」と会場を和ませ、そのぶん客の満足度を上げるという。「皆さんいい仕事をされていますよ」。

ウイズコロナ期の旅行のあり方について話す常田さん
反面、現状のコロナ禍では顧客からのツアー依頼を簡単に受けることはしない方がいい、という。例えば、懇意にしている企業の社長から社員旅行の依頼。「何月何日にG温泉のS旅館へ行く。〇名を押さえてほしい」との注文が入った。ありがたい話だが、このご時世、社長は良かれと思っても社員や家族は難色を示すかもしれない。「皆さんツアーに行くことに反対されていないですね」と、確約を取ることが必須だという。
「宿を押さえたあとのキャンセルや人数が激減したりすると、無理して取れない日を押さえてくれた営業マンや旅館の予約担当者の仕事が無駄になります。我々も無駄になる仕事に時間を取りたくない。コロナ禍では慎重に予約を取るべき」
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