第1回旅館甲子園 20日に東京ビッグサイトで(2) 実行委員長に聞く
13/02/18
旅館甲子園を前に全旅連青年部・旅館甲子園実行委員長の荻野光貴さん(新潟県妙高高原赤倉温泉・ホテル秀山)に聞いた。
旅館から日本を元気に
-開催の目的はなんですか。
荻野 旅館を活性化し、旅館から日本を元気にすることです。第2回、第3回と継続させていきます。
-なぜ甲子園なんですか。
荻野 居酒屋甲子園をモデルにした大会です。甲子園という言葉は、若い人たちががんばっていることをイメージさせます。全旅連青年部は若手経営者の集まりですが、多くは経営者として旅館ホテルに戻ったときに様々な困難に直面します。そのときになにを考え、どのような将来ビジョン、経営ビジョンを描いたのか。ビジョンをいかにスタッフと共有し日々ともに活動し、成果をあげているかを発表してもらいます。
-審査のポイントを教えてください。
荻野 審査では、若いスタッフがやりがいを持って仕事をしているか、いかに現場でいきいきとしているかが重要なポイントです。旅館で働く若いスタッフにスポットライトが当たり、彼らが輝く舞台が旅館甲子園です。また、旅館の活動が地域の活性化につながっているのかも重視します。地域に生かされ、地域を活かすのが旅館ホテルだと思うからです。当日は国際ホテル・レストン・ショーが開催中で、全国から旅館ホテル経営者など700人の業界関係者の来場があると期待しています。プレゼンを聞いた人たちが、来年は私たちもここに立ちたいと感じてもらえたら嬉しいですね。
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