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社交サロン・ザ・クラブジャパン関西が19周年 「感謝と感動」でつねに新鮮

大阪・中之島で毎月開催している社交サロン「ザ・クラブジャパン関西」が今年10月で創立19周年を迎えた。「感動・友情。絆・感謝」を活動テーマに掲げ、多士済々な講師に、職種はもちろん幅広い年齢層の参加者が毎回100人以上集う。サロンを主宰するのはCSホスピタリティ・アカデミー(原田忠義会長)。10月21日の19周年記念の集いに参加した。

サロンは2002年、リッツカールトン大阪の営業統括支配人や京都全日空ホテル社長などを務めた伝説的なホテルマン、林田正光さん(故人)と当時代表世話人を務めていた原田会長が立ち上げた。林田さんは11年に急逝したが「社交文化を楽しみ、交流を深め、人生を豊かにする」というサロンの主旨を原田会長が引き継いだ。

林田さんの遺志は、サロンで毎回読み上げる遺作「友好を深める12カ条」が象徴的。10月21日のサロンでは「第7条フォローを大切に」を全員で読み上げ、人と人との絆を深めることの大切さを噛み締めた。

ザ・クラブジャパン関西が19周年

毎月1回開催しているサロン。
この日も会場は大盛況

原田会長は「今日、19周年を迎えた。初心に帰り、これからも誠心誠意、サロンの運営に努めたい」とあいさつ。

原田忠義会長

自らミスターボンド(人間接着剤)と
名乗り、人と人をつなぐ原田会長

長くサロンに関わる幸南食糧の川西修会長は「出会いと学びの場は少なくないが、マンネリ化してしまい、ほとんどが続かない。社交サロンは常に感謝と感動があり、ワクワクドキドキする内容。50周年に向かって学びと交流の場を作りつづけてほしい」とエールを贈った。

21日のメーンゲストは、原田会長の出身地、兵庫県・淡路島観光協会の福浦泰穂事務局長。古くから御食国として知られた淡路島が現在も食糧自給率100%を超え食材の宝庫であること、四季を通じて様々な花が観賞できることを紹介し「観光客数に季節変動がほとんどないことが特徴です」と話していた。

この後、川風が心地いいテラスでランチ交流会を行った。次回以降についてはhttps://www.cjp-kansai.com/へ。

ザ・クラブジャパン関西が19周年

ザ・クラブジャパン関西が19周年

ボランティアでサロン運営を手伝うスタッフの皆さん(上)。
堂島川に面したテラスでランチ交流会も実施

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