山本能楽堂がマンダラの世界観 伝統音楽とコラボイベント/大阪
「Together」をテーマにこのほど、大阪市中央区の山本能楽堂でマンダラと伝統楽器、書道がコラボレーションしたイベントが行われた。
マンダリストとして活躍する前田なつみ・ルシャン親子を中心に、世界の伝統音楽奏者らが出演。能舞台の周りには前田さんが描いたマンダラの絵が並び、能楽堂全体がマンダラの宇宙観に包まれた。
イベントは、久保比呂誌さんの三味線でスタート。中国伝統書道継承者の近藤朱鳳さんも加わり、舞台上で書のパフォーマンスを披露。さらに、ペルシャの伝統的な楽器「サントゥール」の妖艶な音色をPouri Anavianさんが奏でて、娘のDalia Anavianさんが解説した。
主宰した前田なつみさんは、実母の急逝を機に描きはじめた文字マンダラについて、世界各国で行った創作活動や展示会などについて紹介し「皆さんと共有できたこの時間を大切にしたい」などと話していた。
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