ゆいごん白書お寺版 寺社めぐりツアーに活用も
トラベルニュースat本紙2021年5月25日号で紹介した「ゆいごん白書」にこのほど、お寺版が登場。はっぴいandプロジェクト(大阪市中央区、辻瑞恵社長)が考案、開発した。
従来版に比べて、仏事全般に関して詳述。菩提寺と檀那寺についてや、お布施や戒名、年忌法要などをまとめた「お寺のこと知っとこノート」をつけた。
ゆいごん白書は、入院時や延命治療、死後の身辺整理、葬儀の形式、飼っているペットの預け先などの設問にチェックマークを入れることで、自身の終活につなげられるというもの。これまでも世代別など6種類を用意していた。
チェックシートの記入は、講師が説明を交えながら90—120分かけて講座形式で書き込んでいくもので、すでに奈良県などの旅行会社が自社で「終活ツアー」を企画催行している。
辻さんは「旅という日常と離れた環境で改めて人生を見つめ直し、新たな自分と出会う機会になる」と、ゆいごん白書と旅の親和性を強調。今回の「お寺版」の登場で、寺社めぐりツアーなどに組み入れ、旅行会社とのコラボを期待している。
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