未来への行動を促す 国際交流PSHがフェスタ
青少年を中心とした国際交流を推進する国際交流PSH(イワン・プロホルフ会長=元在大阪ロシア連邦総領事)はこのほど、大阪市北区の大阪市中央公会堂で「2024未来アクションフェスタ」を開いた。100人が参加した。
プロホルフ会長は「感染病や災害、環境問題、世界紛争が起こっている混迷の時代に最も大事なことは人と人とが交流し、アクションを起こすことです」と述べ、今回のフェスタで各国の外交のトップである総領事や識者が各国の学生たちと意見交換することの重要性を訴えた。

100人が参加
第1部では在大阪ロシア連邦総領事のテレスキフ・A・アレクサンダーさんや中華人民共和国駐大阪総領事の薛剣さん、国際交流PSH青年部長で千房ホールディングス社長の中井貫二さんらが登壇。学生たちに「言語や文化、宗教が違っても交流することを忘れず、今自分に何ができるかということを念頭に置いて行動してほしい」と話した。
第2部では食の交流としてフードフェスタを開催し、日本の寿司やお好み焼き、中国の焼売、ロシアのブリヌイ、モンゴルのホーショールなど各国の代表的な逸品を味わった。
第3部の文化芸術フェスタではロシアのピッコロ・ヴァイオリン奏者のグレゴリー・セドフさん、中国・上海昆劇の演者である張再さん、モンゴルのホーミー・馬頭琴奏者のデメベレルソンドイさん、能楽観世流シテ方の上田大介さん、上田宣照さんらの演奏や演舞を観賞した。
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