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"海の秘境 山の秘境"で連携を にし阿波、四万十・足摺観光圏で座談会(3)

大歩危・祖谷いってみる会(植田佳宏会長)と、あしずり温泉協議会(田村卓実会長)の代表メンバーが出席して行った座談会終了後、オブザーバーも加わり意見交換会を開いた。

意見交換会で協議会設立を承認 人材育成など連携強化

田村会長からは座談会の席上、コーディネーターから提案のあった協議会設立についての確認が行われ、満場一致で承認された。協議会は植田会長と田村会長がそれぞれの地域の代表としての任につき、新たに会長をつくらないことを決めた。

具体的な取り組みについては、若手人材グループの育成としてオフ期に双方の若手グループがそれぞれの地域を訪れ、地域の清掃などを行うほか、インターネットで両地域のアピールも図っていく。

また、定期的に情報交換会も行い、「海の秘境 山の秘境」として特性を知り合うことでメディアへの働きかけも考えていく方針だ。

インバウンドや個人型旅行に関しても双方が協力して学びあっていくとした。観光圏内の宿泊重点地域として、できることから取り組んでいくことも確認した。

座談会の前にあいさつした国土交通省四国運輸局企画観光部の清水一郎部長は「3月11日の東日本大震災以降、観光を取り巻く環境は厳しいが、西日本から元気を発信したい。そういった中での観光圏同士の連携は大事だ」と、両観光圏の連携にエールを送った。

大歩危・祖谷いってみる会と徳島県、三好市の一行は翌日、足摺岬灯台や足摺七不思議などを見学したあと、ジョン万次郎記念館を視察し、カツオのたたき体験を行った。

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