観光と人クローズアップ
添乗員44年の“旅のススメ”を新著に なにわのカリスマ添乗員・平田進也さん
“なにわのカリスマ添乗員”として知られる日本旅行の平田進也さんの新著「あの世に持っていけるのは思い出だけ」がこのほど、サンマーク出版から刊行された。入社以来44年間添乗員として何万人もの客を旅に誘い、思い出づくりを手伝ってきた経験を惜しみな...
“旅行家”としてのこだわり 文化観光研究会会長・薦田光さん企画のツアー
大阪・北浜のレトロで瀟洒なビルの1室に「文化観光研究会」はある。57年に渡って旅行業を営んできた薦田光さんが代表を務める研究会だ。旅行会社時代の常連客だけを対象に、長年培ってきた旅の経験に基づく良質でこだわりのツアーを提供している。「旅行家...
三線に魅せられて・西岡二三雄さん 56歳から14年間で1千ライブ
琉球・沖縄文化を象徴する楽器「三線」。哀調を帯びた曲からノリのいい楽曲まで3本の弦で多彩に表現でき、自ら何一つ奏でることができないヤマトンチューの記者にとって羨望モノ。それを56歳から始めて、14年経った2019年の暮れに関西を中心として1...
料理でお客様に感動を 武田利史料理長(琴平・紅梅亭)、卓越した技能で「現代の名工」に(2)
料理人人生の中でも料理の鉄人・大田忠道さんに師事し、現在勤務する紅梅亭の近兼孝休会長、弘幸社長と出会ったことも大きい。大田さんからは「厨房にこもらず、お客様の前に出て直接お客様が料理をどのように評価しているか見るように」。近兼会長、社長には...
料理でお客様に感動を 武田利史料理長(琴平・紅梅亭)、卓越した技能で「現代の名工」に(1)
香川県琴平町のこんぴら温泉華の湯紅梅亭の武田利史料理長が2020年度の「現代の名工」に選ばれた。厚生労働省が各分野で卓越した技能を持つ人を表彰する制度で、武田料理長は「卓越した技能を持ち『日本食普及の親善大使』として、日本料理を世界に情報発...
北新地で粋を伝えた芸妓 日本舞踊西川流師範・西川梅十三さん/上方文化
凛とした佇まい。夏らしい淡い色の着物。指の先に至るまで一つひとつが明確に制御されているような所作や仕草。そして艶っぽさを感じさせるお話しぶり。西川梅十三(うめとみ)さんは、うだるような暑い日なのに、涼しくやさしい風を届けてくれる—。お話を聞...
なにわ伝統野菜のパワー 難波葱の会事務局長・難波りんごさん
古くから人が住み栄えてきた上方は、人々の胃を満たすため食の大生産地でもあった。今や希少種になってしまったが、毛馬胡瓜や守口大根、天王寺蕪など上方の伝統野菜はずらりとある。 難波りんごさんは、そんななにわの伝統野菜を発掘してきた先駆者の...
「ミスターボンド」登場 社交サロン「ザ・クラブジャパン関西」主宰・原田忠義さん(2) 営業とは一期一会
「千里の道も一歩から」 その転機は、青年会議所で出会った林田正光さん。林田さんはリッツカールトン大阪の営業統括支配人や京都全日空ホテル社長などを務めた伝説的なホテルマンで、原田さんを兄貴のように慕っていた。「おもてなしの心そのものの人...
「ミスターボンド」登場 社交サロン「ザ・クラブジャパン関西」主宰・原田忠義さん(1) 人と人をつなぐことが天命
「出会い、触れあい、学びあい」 「出会い、触れあい、学びあい」をモットーに毎月第1水曜日、大阪・中之島で社交サロン「ザ・クラブジャパン関西」が開かれている。各界で活躍する人物を講師に、参加者同士の交流にも重きを置く交流会で、2002年...
ネパールに“投資” 宿運営と人材育成―国内旅館ホテル関係者にも推奨
今年7月4日、関西国際空港からカトマンズへの直行便が就航する。日本から、ネパールから、相互の往来が盛んになる起爆剤として注目を集めている。 そうした中、日本とネパールの交流の事業化にいち早く取り組んでいるのが橘(本社・岐阜県高山市)の...