クローズアップ
地元宿泊キャンペーン、効果に明暗(3) 鹿児島県のCPには不公平感
先着順、リアル店舗不可など混乱 一方で、鹿児島県は制度設計の不備で、県民をはじめ地元旅行会社から不平、不満、疑問の声が挙がっている。 事業は「ディスカバー鹿児島キャンペーン」。県内宿泊施設の宿泊券を県民に発行し、1人最大1万円を...
地元宿泊キャンペーン、効果に明暗(2) 石川県、石旅協が事業受託
朝6時から並ぶ客 会員店舗は大盛況 地元旅行会社を通じた制度設計で、宿泊施設だけの支援にとどまらない制度を導入しているのは長野県、沖縄県、石川県が代表的。 このうち石川県は「泊まって応援!県民限定宿泊割」事業を6月8日からスター...
地元宿泊キャンペーン、効果に明暗(1) 求められる的確な制度設計
「Go Toキャンペーン」が8月以降のスタートにずれ込むことが確実視されている中、各自治体が地元限定の地元宿泊旅行を後押しするキャンペーン事業を独自に実施。コロナ禍で疲弊した地元の観光事業者を勇気づけている。だが一方で、自治体によって事業の...
ねぶたに関わる「人」をクローズアップ 青森県のタウン誌、クラウド基金で冊子づくり
毎年、延べ200万人以上が訪れる東北三大祭りの一つ「青森ねぶた祭」。今年はコロナ禍で開催中止となったが、青森県の老舗タウン誌「ふい〜らあ倶楽部」(工藤正昭社長)では現在、ねぶたに関係する「人」をクローズアップした冊子「ねぶたNAVIプレイバ...
次亜塩素酸水溶液の有効性訴え 普及会議、NITEの中間報告に疑義示す
研究者、メーカー、ユーザーなどで構成する「次亜塩素酸水溶液普及促進会議」は6月11日に東京・八重洲で会見を開き、次亜塩素酸水溶液噴霧が新型コロナウイルスを不活化した実験結果や、適切に使用することで人体に害のないことなどを紹介した。 同...
観光は不要不急でない 日本旅館協会・北原茂樹会長に聞く(2) 宿の売上構成比見直しと「Go To」
旅行会社とともに集客 ―「密」を避けるということが当たり前の時代になっていくなかで、旅館の対応は、今後どのようになっていくとお考えでしょうか。 今回の新型コロナウイルス感染症の諸々の対応で、除菌や消毒など目に見えないところにどれ...
観光は不要不急でない 日本旅館協会・北原茂樹会長に聞く(1) 雇用と健康を守るのが使命
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う非常事態宣言がようやく解除されたが、依然として宿泊業界の経営は厳しい状況が続いている。新型コロナウイルス対策本部を立ち上げ、国への宿泊業支援の陳情活動などを行ってきた日本旅館協会。同協会の北原茂樹会長に、...
人、仕事を引き寄せる 筆手紙道家元・浦川良子さんに聞く「手書き文字の力」
トラベルニュースat5月10日号で紹介した筆手紙道協会の家元、浦川良子さん。コロナ禍の真っ只中、良子さんからいただいた巻き手紙に心を射抜かれた記者が良子さんにお話を伺った。 ―巻き手紙を始めたきっかけは? 幼いころから、言葉を綴...
台湾と東大阪市をつなぐ縁 医療物資を寄贈
新型コロナウイルス感染症の拡大防止にいち早く成功した台湾の関係者が5月27日、大阪府東大阪市に医療用防護衣300着とマスク2千枚を寄贈した。感染患者の治療や予防に最前線で奮闘している東大阪市内の医療従事者らに役立ててもらう。 5月27...
「宝物」そろう山岳高原 上高地ホテル白樺荘、初夏のミニ開山祭開く(2)
上高地の6月は「宝物」のような季節だと言われる。コナシの木が白い花をつけ、湿原にはレンゲツツジが咲き誇る。標高1500メートルの山岳高原ならでは、ヤマザクラも今が見ごろ。ミヤマザクラなど、上高地には7種類のサクラがあるとされる。 薄暗...