クローズアップ
ネパールに“投資” 宿運営と人材育成―国内旅館ホテル関係者にも推奨
今年7月4日、関西国際空港からカトマンズへの直行便が就航する。日本から、ネパールから、相互の往来が盛んになる起爆剤として注目を集めている。 そうした中、日本とネパールの交流の事業化にいち早く取り組んでいるのが橘(本社・岐阜県高山市)の...
国際観光都市東京の現在と将来を語る 東京都連・全旅連全国大会記念座談会(4) ナンバー1の組合めざす
9部会で役割と活動を分担 ―最後に都連の組織や活動状況について伺います。 工藤 組合員は814軒(4月26日現在)です。この数年、会員数は増加傾向です。各組合員は単独の市区や複数の市区町村単位で構成する32の支部のいずれか、もし...
国際観光都市東京の現在と将来を語る 東京都連・全旅連全国大会記念座談会(3) 民泊は安心・安全第一に
強い関心を持ち続ける ―都連が、この数年最も力を入れていたのが民泊対応です。 工藤 インバウンドが急伸したり、新しいビジネスシーンとして世界的にシェアリングエコノミーが普及したことが背景にあることは分かるんですが、問題なのは、旅...
国際観光都市東京の現在と将来を語る 東京都連・全旅連全国大会記念座談会(2) 街の広さと深さに潜在力
SNSが新たな魅力を拡散 ―国際観光都市・東京の潜在力をどのように見ていますか。 齊藤 東京が競う国際観光都市としてはニューヨーク、パリ、ロンドンでしょうか。いずれも街のサイズとしては東京に比べ非常にコンパクトです。逆に言えば、...
国際観光都市東京の現在と将来を語る 東京都連・全旅連全国大会記念座談会(1) インバウンドで好稼働続く
一昨年の2017年、創立60周年を迎えた東京都ホテル旅館生活衛生同業組合(都連)。17年5月に開催した記念式典には、小池百合子都知事や多数の国会議員が臨席し、祝賀とともに、国際観光都市・東京の発展に向け、ともに決意を新たにした。2020年の...
会員施設のサービスを世界一に 日本旅館協会・北原会長に聞く(2) 生産性向上も両輪で推進
協会会員数減少に危機感 簡易宿所にも門戸を開く ―今期、生産性向上委員会をつくりました。 北原 生産性向上の成功事例を冊子にまとめてもらっています。今年の4月に全会員へ配布しました。機械化やIT化による労働時間の短縮や、勤務シフ...
会員施設のサービスを世界一に 日本旅館協会・北原会長に聞く(1) 外国人雇用で高評価を
日本旅館協会(2528軒、北原茂樹会長=京都市・旅館こうろ)は6月11日、東京・竹芝のインターコンチネンタル東京ベイで2019年度総会を開く。前年度の総会で、針谷了前会長の後を受け、就任した北原会長。組織の立て直しや、個々の会員施設が生産性...
「宿公式」で直販増加へ 日本旅館協会IT戦略委員長・石橋政治郎さんに聞く(2) 直販支援「DRS」導入を
独自の付加価値で集客促す −実際に「宿公式」の販売状況はいかがでしょうか。 石橋 協会会員だけの数字しかわかりませんが、以前のシステムで運営していた昨年と比べると売り上げが約2億円になり、2倍近い伸びとなっています。とはいっても...
「宿公式」で直販増加へ 日本旅館協会IT戦略委員長・石橋政治郎さんに聞く(1) メタサーチをプラットフォーム化
一般社団法人日本旅館協会でIT戦略委員長を務める石橋政治郎さん(大阪・大和屋本店)に会員宿泊施設の自社ホームページの活用や現状について聞いた。 トリバゴなどシェア拡大を逆に味方に −以前から石橋さんは日本旅館協会での立場から旅館...
人口減に対応する地域経営―日本版DMOに必要な視座 和歌山大学がシンポジウム(2)
JTIC.SWISSの山田桂一郎代表は、持続可能な観光地づくりに不可欠なのは「自立」だと強調。「地域の中で観光のあり方を考えるべきです。今のDMOの多くは組織を作ることが目的化してしまっています。観光のための観光は地域内で協力者が減っていき...