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プロとして生き抜く術 じゃらんフォーラム・"鉄人"金本さん講演(2)

金本さんが鉄人と呼ばれるまでになったのは「努力」の賜物だという。「8割の努力では勝負にならない。10ではなく12から13やらないとと考え、がんばり続けた結果」。さらに「努力は自分のペースと自己分析。何が足りないか、何を努力すればどうなるのか自分で考え抜くことが大切です」と呼びかけ、野球に限らず本番がすべてのプロの世界で生き抜く術を語った。

「努力と計画」

プロ時代に仕えた監督から、上司への対し方も披露した。「おだてることも結果を出すこともアリ。常に心身の準備をしておくことが大事で、いい意味でも『一寸先は闇』と考えていた」。モチベーションを保つ秘けつは「(目標や努力に対して)区切りを設けること。切り替えや反省するために期間設定は必要。何事も計画です」と話すなど、宿経営や自己研さんにヒントとなるような言葉を残した。

フォーラムは大阪のほか、東京や仙台などでも開催。金本さんも各会場で講演したがタイガースのおひざ元・大阪では一際盛り上がり、参加者は経験談を自身にあてはめて考えていた。

フォーラムではそのほか、じゃらんリサーチセンターによるセミナーを実施。売上向上へのポイントと夏の繁忙期対策、最近の観光宿泊動向と同センターが取り組む地域活性化策について最新情報を紹介した。

じゃらんで直近1年間の販売実績の良かった施設を表彰する「じゃらんアワード12」近畿・北陸ブロック版も発表された。取扱額が優秀だった「じゃらん・オブ・ザ・イヤー」はホテルユニバーサルポート(大阪)、翠明(石川)、有馬グランドホテル(兵庫)、三七十館(兵庫)。

口コミ評価の高い「泊まってよかった宿・ホテル大賞」は、ファミリー編の民宿はし本(兵庫)や、総合編の元湯こぶち(和歌山)など7部門で表彰。じゃらん編集長が選定のベストプラン大賞は金沢ニューグランドホテル(石川)、元気な地域大賞は洞川温泉(奈良)が受賞した。

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