地元密着「近ツー関西」 近旅連関西大商談会で事業方針を説明(2)
個人旅行、団体旅行を底上げ
さらに、近ツー個人旅行の守本英雄執行役員関西営業本部長が個人旅行事業について方針を説明。「直営のリアル店舗を持っていることが強み」とし「近江商人の三方よしに、将来よしを加えた四方よしのレコメンド(お勧め)商品を拡販する」と話した。エリア密着の戦略として、域内の宿泊券の増売を数値目標を掲げて取り組むとした。
団体旅行事業については、近ツー関西営業本部の松本知販売部長が「教育旅行に強いと言われた近ツーを復活し、教旅ファーストでやっていく」。
企業法人団体やMICEについては19年のラグビーW杯、近ツーが公式パートナーを務める20年の東京オリ・パラ、21年の関西ワールドマスターズゲームズ、大阪で構想が進むIR、25年の大阪万博を一連の好機と捉え「プレゼンス力を上げる」と語った。
商談会は昨年からスタートしたもので、この場で商品企画が実現するなど「非常に実りのある会」(中会長)だったという。今年についても、中会長は「域内の旅行が大多数を占めており、横の連携につながる商談会にしよう」と呼びかけていた。
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