水都大阪にリバークルーズ 府市や舟運会社、ファムトリップ開き商品化促す
水の都大阪をアピールし、多種多様な舟運を利用した旅行商品化を促すファムトリップが7月13日に行われた。天満橋の八軒屋浜船着場から旅行会社やホテルなど40社60人が4隻の船を乗り比べ、リバークルーズを体験した。
ファムトリップは、船着場など親水空間の整備を行ってきた行政と船を運航する民間などでつくる水都大阪コンソーシアムが初めて開催。中之島や道頓堀、大阪港天保山界わいで運航している36クルーズを紹介するカタログができあがったことを機に企画した。
この日乗船したのは大阪水上バスの「ひまわり」、一本松汽船の「ぽんぽん船」、北浜ルンバの「ルンバブルー」、カトープレジャーの「陽雅」の4隻。ひまわりは豪華な造りの船内でコンサートを楽しみ、ぽんぽん船は小回りの利く開放感、ルンバブルーはバーベキューが楽しめるバーカウンター付の船内、陽雅は落ち着いた屋形船と、雰囲気の異なる各船の特色が紹介された。
主催者のメンバーで、大阪市内のクルーズ船を使った着地型企画を手配する旅Tomo︱planningの山田久美さんは「春は大川沿いの桜、初夏は太閤園のホタルなど四季を通じて様々な組み合わせが可能です。ひまわりは毎月第1日曜日に枚方まで運航しています。多くの船はチャーター船なので、水都大阪の観光にぜひ利用ください」と話していた。
同コンソーシアムでは今後も大阪湾、ミナミでファムトリップを予定している。
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