東西の交流拠点、中国・西安で「シルクロード国際観光博」 日本からも旅行会社ら参加(2)
そして翌日、西安市南部の曲江国際会議センターで「西安シルクロード国際観光博覧会」が開幕。5度目の開催となる今回は世界43カ国・地域、中国国内32の省や市、自治区、500以上の出展者、国内外から450ものバイヤーが参加した。
今回のテーマは「革新的に発展する、高品質な文化と観光」で、4つのパビリオンには中国の旅行会社や観光局、ホテル、観光地、航空会社、海外など数多くのブースが設けられた。日本から来た旅行会社なども多く参加し、商談を行った。
各ブースでは、伝統民芸の踊りを披露したり、お茶を振る舞ったり、着ぐるみがブースに立ってアピールする光景をはじめ、PRチラシの配布よりもQRコードを使った取り組みが数多く見られた。QRコードをスマートフォンで読み込むことで中国のSNSに登録でき、その登録をするとブースで記念品がもらえたり、買い物ができたりと、日本でのイベントよりもスマートフォンを使うシーンがとても多く、スマホ先進国である中国の側面が観光業界でも垣間見られた。
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