出展ブースグランプリ ハワイ州観光局、韓国観光公社が受賞/ツーリズムEXPO見聞録
世界最大級の旅のイベント「ツーリズムEXPOジャパン2024」の最終日、来場者が投票で選出する「ブースグランプリ」が発表された。業界日(9月26、27日)の投票ではハワイ州観光局、一般日(9月28、29日)の投票では韓国観光公社がグランプリに選出された。
ブースグランプリは、来場者の投票で展示会を盛り上げたブースを選出し表彰するもの。審査のポイントは「心を動かされる(印象に残る)・ワクワクする内容であったか」「ブース訪問前後でその国・地域・企業・団体の印象が大きく変わったか」「スタッフの接客やホスピタリティが充実していたか」「オリジナリティあふれるブースデザイン、魅力的な演出であったか」「SDGsへの取り組みが行われていたか」の5つの審査ポイントで選出される。
業界日の投票で選出される「旅のプロが選ぶブースグランプリ」と一般日の投票で選出される「旅の愛好家が選ぶブースグランプリ」の2部門があり、グランプリのほか、準グランプリ(北海道観光機構/JR北海道/北海道エアポート、台湾観光協会)、特別賞(沖縄県嘉手納町、飲泉・自家源泉かけ流し観音温泉)、実行委員会賞(インド政府観光省、東洋大学国際観光学部)の計8団体が表彰された。
業界日グランプリのハワイ州観光局のブースは4島の定番スポット情報からまだ知られていない新しい魅力まで、 感覚に訴える多彩な体験を通して発信。ゴーグルを使って空から気球で巡るハワイ一周ツアーなど、ハワイの文化や美しい景色を 擬似体験できるコンテンツが好評だった。
一般日グランプリの韓国観光公社のブースは「韓国への一歩」をテーマに、韓国の自治体をはじめとする関係機関、エアライン、スタートアップの観光企業等が参加。ステージコンテンツやメイク体験など、記憶と形に残るバリエーション豊かなコンテンツを展開し、来場者一人ひとりの理想の韓国旅行を見つけられる体験を提供した。
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