語学研修と文化体験　マレーシアの短期プログラム／ツーリズムＥＸＰＯ見聞録

マレーシア政府観光局は９月26日、出展ブースで駐日マレーシア大使ダト・シャフリル・エフェンディー・アブドゥル・ガニー氏らが出席し、オープニングセレモニーを開いた。

セレモニーでは、マレーシア政府観光局による２つの新しいパッケージ「Ｅｄｕ＋（エジュプラス）」とゴルフパッケージが発表され、ツーリズムＥＸＰＯの期間を通じ日本の観光業界関係者や旅行者にアピールした。

Ｅｄｕ＋は語学学習と文化体験を組み合わせた短期プログラムで、マレーシア留学の人気が高まる中、新たな選択肢となる。また、ゴルフパッケージでは、温暖な気候の中で楽しめるゴルフコースを提供し、日本からのゴルフツアーの増加を狙うプロモーションが展開されている。

一般公開日の９月28、29日には、マレーシア各地の各観光局や航空会社が、ブースを訪れる人に最新の観光情報を提供した。来場者はマレーシアクイズやエアアジアＸのキャビンクルーによるダンスパフォーマンス、人気アニメ「メカアマト」とのフォトセッションなど多彩なプログラムのほか、マレーシアの食に関するトークセッションや伝統楽器サペの演奏、民族舞踊を楽しんだ。

23年、日本からの渡航者数は22万９８９２人と前年から１７６％増加しパンデミック前の７割まで回復している。24年には全世界から２７３０万人の外国人観光客の来訪を目標に掲げている。